セ・リーグとパ・リーグは選手の移動時間にも違いがある
セ・リーグの球団は、本拠地が首都圏に集中しています。首都圏以外も愛知と兵庫、広島なので、基本的にシーズン中の移動は新幹線です。
しかし、パ・リーグの球団は北は札幌、南は福岡と全国各地に散らばっていて、新幹線だけでなく飛行機も使います。そのため、移動の時間も長くなってしまうので、パリーグの選手はセ・リーグの選手に比べると、試合以外の部分で疲労を感じることが多いと言えるでしょう。
しかし、現在は交流戦が行われており、セ・リーグの選手も期間中はパ・リーグの本拠地で試合を行います。ですから、交流戦の期間中は慣れない飛行機移動を、強いられることになります。
選手にとってはあまり良い環境とは言えませんが、ファンにとってはセ・リーグのように本拠地が一部地域に集中するよりも、全国に散らばっている方が有り難いです。地元にプロ野球のチームがあれば、野球ファンにとってこれほど嬉しいことはありません。そのため、パ・リーグの本拠地は地方でも比較的球場の入場人員が多く、地元の人々に愛されています。ファンの盛り上がりという点では、セ・リーグよりパ・リーグの方が熱いと言われており、両リーグの違いとして頻繁に指摘されています。