セ・リーグ、パ・リーグの投手を評価、比較すると、大まかに、セ・リーグでは変化球が多いピッチャーが多いこと、パ・リーグでは、直球勝負を好むピッチャーが多いことが有名です。
この背景として、セ・リーグのバッターは、初球から積極的に勝負に出てくるため、直球勝負ではなく、変化球から入ることで、狙い球を絞らせないという意図、パ・リーグのバッターは積極的ではありながらも、パワーのあるバッターが多いため、変化球を拾われると簡単に長打を食らうことになるため、直球を厳しいコースに投げるピッチャーが多いです。
代表的なピッチャーは、セリーグは巨人の菅野選手、田口投手、DeNAの石田選手、山崎投手、阪神の藤波選手、中日の岩瀬選手、広島の大瀬良選手、ジョンソン選手、ヤクルトの小川選手、石川選手が挙げられます。直球主体のパワーピッチャーもいますが、多くは変化球を主体に組み立てる選手が多いです。
パリーグでは、日本ハムの有原選手、大谷選手、ソフトバンクの千賀選手、武田選手、オリックスの金子選手、楽天の岸選手、則本選手、ロッテの涌井選手、大谷選手、西部の高橋選手などが有名です。変化球ピッチャーよりも、直球勝負を好むピッチャーが多いです。